
メンバーインタビュー
会社全体でコミュニケーションをとりながら、お客様の「見たい」に応える
後藤 礼雅
アニメーション部 副部長/2023年1月 中途入社

-今日は宜しくお願いします!早速ですが、後藤さんの現在のお仕事内容を教えてください。
アニメーション部の中長期的な事業戦略の立案をはじめ、プロジェクト全体の進行管理やチームマネジメントなど、幅広い業務を担当しています。
具体的には、アニメ市場の競合他社の動向やトレンドを分析して、どんな作品をアニメ化していくかを検討しています。
あとは、作品の企画段階から制作に至るまでのスケジュールや予算の管理、さらにはパートナー企業様や外部の制作会社、クリエイターの皆様との連携や関係構築も大切な業務のひとつです。
チーム内で、メンバーが働きやすく成長できる環境づくりにも力を入れています。
-ウェイブに入社するまでの経歴と、入社の決め手は何でしょうか?
私がウェイブに転職したのは、ちょうどアニメ事業部の立ち上げのタイミングでした。
ゼロからチームのカラーや雰囲気を作っていけるという点にすごくワクワクして「ここでなら面白いことができそうだな」と感じて入社しました。
社内にはコミック制作を行っている編集部もありますし、アニメの制作やプロモーションも自社で手がけているので、全体の流れに関わっていけるのも魅力でした。
そして何より、ウェイブでは本当に魅力的な作品を扱っていて「この熱量に関われたら楽しそうだな」と感じていました。
-後藤さんは一度ウェイブを離れて、再度復帰されたんですよね。復帰の経緯を教えていただいてもいいですか?
入社後に一度家庭の事情で退職したのですが、別のアニメ制作会社で働いていた時にウェイブのメンバーに連絡したことがありました。そこで「よければ戻ってこない?」と声をかけていただいて。
ウェイブは本当にいろんな挑戦をさせてくれる会社ですし、もともとすごくやりがいを感じていた場所だったので、家庭の事情も落ち着いていたこともあり、迷わず「ぜひ」とお返事して、復帰させてもらいました。

–その様な形でアニメ業界で複数社を経験した後藤さんが感じる、アニメ制作のお仕事のやりがいを教えてください!
一番のやりがいは、やっぱり「自分が関わった作品が誰かの人生を変える瞬間に立ち会えること」だと思います。
最近はSNSで、作品への感想をすぐに見ることができるようになったので、「面白かった」という感想をもらうと本当に報われた気がします。さらに、海外の方々から反応をもらえることも、とても嬉しいです。
またアニメ制作では社内をはじめ、制作会社や声優、クリエイターの皆さんなど、たくさんの方々と一緒に作り上げていきます。
制作期間はかなり長いことが多く大変なこともありますが、乗り越えたときにはチームとの絆を強く感じます!
–未経験でアニメ制作にチャレンジしたい方もいると思いますが、大丈夫でしょうか?
未経験でも全く問題ありません!実際、アニメーション部のメンバーの約6割が未経験からスタートしています。
未経験でもしっかりと仕事を覚えていけるように、まずはチームの動きや業界用語、制作のフローなどを座学で学んでいただきます。
でも、アニメ業界では座学だけでなく、実務を通じて学んでいくことが大切です。
そのため、最初は簡単な業務から始めて、先輩と一緒にプロジェクトを進めながら、少しずつ仕事を覚えていってもらいます。ステップアップしていく過程で、どこまでできているかを把握できるように、ウェイブ独自のフローチャートを作成して、進捗を見ながら進められるようにしています。
–一から教えていただけるなら、未経験の方でも飛び込みやすいですね!
そうですね!個人目標を設定してもらい、それに対してどれだけ達成できているかを毎月の1on1で上長と一緒に確認する時間も設けています。
また、キャリアラダー(キャリアのステップアッププラン)も設けて、未経験の方でも今後どのように成長できるのかが明確に見えるようにしています。
–ウェイブのアニメーション部で働く魅力は何でしょうか?
一番のポイントは、「コミュニケーションがとりやすいこと」だと思います。
企画、セールス、制作、プロモーションをすべて内製で行っているため、様々なセクションとコミュニケーションを取りながら進行しています。
また、コミック制作を担当する事業部や国内・海外配信を手がける事業部、新規事業を進める事業部、マーケティングを行う事業部など、他の事業部がどんなことに取り組んでいるのかもヒアリングしながら、アニメの視点だけでなく、別の視点を取り入れて新しいアプローチを試すこともできる環境です。

『ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた』2025年4月よりTVアニメ放送中

『人妻の唇は缶チューハイの味がして』2025年7月よりTVアニメ放送予定
–部署を横断して、たくさんの人と一緒に仕事をする機会があるんですね。
ウェイブではコミュニケーションを促進するための施策(全社交流イベント、懇親会、Fikaなど)があり、社員同士が気軽に交流できる環境が整っています。
さらに、事業部だけでなく、代表との距離が近いのも大きなポイントですね。自分のやりたいことやアイデアを直接相談できるので、スピード感を持っていろいろなことに挑戦できます。
–部署の雰囲気はいかがでしょうか?
かなり明るく賑やかです!毎週金曜日の昼休みに「カレー同好会」なるものを実施しています(笑)
お昼休みに食材を調理して、電子レンジなどで調理できるカレー(普通のカレーライスからカレーうどん、カレードリアなど)を作って食べています。
カレーを食べる際にご飯だけはどうしても炊きたてを食べたいので、代表に直談判して炊飯器を置かせて頂きました(笑)
明るく賑やかというよりは少し騒がしいかもしれないですが、メリハリのある良い部署ですね。

–ワークライフバランスはいかがでしょうか? アニメ業界といえば激務なイメージもある方もいるのかなと思いますが・・・。
ウェイブではある程度バランスをとった働き方ができると思います。
残業時間も平均すると1日1時間くらいかなと思いますし、土日祝日なども基本的にお休みです。
ただどうしても、アフレコやダビング、納品作業などが入ってしまうことはありますが、その場合は代休を取得することができます。
–それは安心ですね!何か工夫をされているんでしょうか。
スケジュール管理や素材の共有、承認フローなどをデジタルツールで一元管理することで、業務を効率化し、権限規定を定めることでスムーズな進行を心がけています。
また、基本的には内製で行いつつも部分的に外注するなど、業務量が1人に集中しないようにもしています。
–アニメーション部として大切にしていること、今後チャレンジしたいことはありますか?
一番大切にしていることは、お客様の「見たい」にどれだけ応えることができるかです。
今後はより一層幅広いジャンルを取り扱いたいですし、現在はショート尺のアニメが多いですが、一般のテレビ尺のものにも挑戦していきたいです。制作本数もさらに多く作れるように体制を整え、より多くのお客様の「見たい」に応えることができればと思っています。
–どのような方と一緒に働きたいと思いますか?
アニメに限らず、好奇心があり、自分の「好き」に熱量がある人と一緒に働きたいですね。
好きなものに全力で向き合えている人は、趣味を通じてリフレッシュできて、仕事への活力がわいて輝いていたり、趣味を通じて感性が磨かれ新しい視点やアイデアが生まれたりしているなと思います。
それに趣味も仕事も、全力で向き合うプロセスは同じかなと思っていて。
たとえばスポーツが趣味であれば、「どうすればうまくなれるか」を自分で調べてみたり、専門家の人に聞いてみたりして、それに対して自分は何が足りないか仮説を立てて、実際にやってみてうまくいかなければ工夫して他の方法を考えて・・・と大変かもしれませんが、それは好きだからこそできる。
仕事と趣味のバランスが取れた人ほど大事な場面で本来の力を発揮できると思います!
–それでは最後に、ウェイブが気になっている・入社を検討している方へ、メッセージをお願いします!
ウェイブには、情熱的で刺激的な日々を送ることができる環境が整っています。
入社を検討しているみなさんの情熱に触れることで、自分を含めメンバー全員が成長できると感じています。
もし情熱をおすそ分けしていただける方がいれば、ぜひウェイブを検討していただけると嬉しいです!
